日蓮正宗のススメ

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人の地に倒れて還つて地より起つが如し

大尼御前御返事

 ごくそつえんま王の長は十丁ばかり・面はすをさし・眼は日月のごとく・歯はまんぐわの子のやうに・くぶしは大石のごとく・大地は舟を海にうかべたるやうに・うごき・声はらいのごとく・はたはたと・なりわたらむにはよも南無妙法蓮華経とはをほせ候はじ、日蓮が弟子にてはをはせず・よくよく内をしたためて・をほせを・かほり候はん、なづきをわりみをせめて・いのりてみ候はん、たださきの・いのりと・をぼしめせ、これより後は・のちの事をよくよく御かため候へ、恐恐
 九月二十日 日 蓮 在御判
 大尼御前御返事

日蓮正宗に勧誡式(かんかいしき)を受けて戻ってきた身としては、この御書こそが自分に宛てられた大聖人様の御書だと思っている。

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かつての自分は日蓮正宗に除名された人間を師匠と仰ぎ、日蓮正宗をさんざんに誹謗中傷していた。

詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん、身子が六十劫の菩薩の行を退せし乞眼の婆羅門の責を堪えざるゆへ、久遠大通の者の三五の塵をふる悪知識に値うゆへなり、善に付け悪につけ法華経をすつるは地獄の業なるべし、大願を立てん日本国の位をゆづらむ、法華経をすてて観経等について後生をごせよ、父母の頸を刎ん念仏申さずば、なんどの種種の大難・出来すとも智者に我義やぶられずば用いじとなり、其の外の大難・風の前の塵なるべし、我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等とちかいし願やぶるべからず。(開目抄下)

いかなる理由があろうとも、法体たる戒壇の御本尊様(法華経)を捨ててしまっては、地獄の業因をつくってしまうことになるのだから。

創価学会顕正会の間違いに気づく人、組織に嫌悪感を持ち非活になる人は多い。

しかし、その多くの人は宗教に背を向け、六道輪廻の迷宮に入ることを選択してしまう。

人それぞれ宿業の重さも違うため、私は安易に日蓮正宗入信即ハッピーライフを約束しない。

しかし、猊下様を導師として御開扉を賜り、地獄の道を塞いでいただくことはお勧めする。

そこから各人各様に再生の道を模索すればいい。

天台の御釈に云く「人の地に倒れて還つて地より起つが如し」等云云、地にたうれたる人は・かへりて地よりをく法華経謗法の人は三悪並びに人天の地には・たうれ候へども・かへりて法華経の御手にかかりて仏になると・ことわられて候。(法華証明抄)