三七日は宗帝王で本地は文殊師利菩薩である。この王の内裏だいりに詣でる道にひとつの関がある。これを業関ごうかんという。関守の鬼がいる。その形は譬えようにも譬えるものがない。頭に十六の角があり、面に十二の眼がある。この眼を動かす時、光りの出る…
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